あんまり華麗じゃない掲示板Ver.3

かよい堂の別館です♪

英国生活あれこれ(1)

どうもこのブログには日本に関する事ばかり書いていて、海外在住者の割には英国の
生活についてあまり書いていないのが我ながら気になっていた。
まぁ理由は幾つかあって、1つはここは僕が日本語を忘れない為の文章表現の練習の
場として使っている側面があるので、必ずしも海外留学組によくあるような身辺雑記系の
ブログとして開設した訳ではないという事。
大体身辺雑記を書く程頻繁に更新できてないし汗
もう1つは今の自分にとって英国生活の日常の方がすっかり当り前になってしまって、
むしろ日本で起こる出来事の方が非日常に感じるという逆転現象。

考えてみると英国暮らしは日本での生活と比較すると明らかに海外でしか経験し得ない
「非日常体験」の連続なのだが、今の自分にとってはこれが「日常体験」になっているので、
あえてここに書く程の事でもないかな〜と思い特筆していないのだった。
しかしここを覗いてくれている日本の友達にとってはやはり「非日常」なのだろうから、
英国生活について紹介するのも興味を惹くかもしれないと思い、これからシリーズ化して
トピックごとに箇条書きスタイルで綴ってみようと思う。
その内の幾つかは前の掲示板時代のVer.2に書いた記事と重複するかもしれないが、
今のVer.3から読み始めている人もいると思うので、気にしない事にする。
ていうか自分が過去に何を書いて何を書かなかったか覚えていない爆

[英語]
という訳で第1回は英語について思いつくままに取り上げてみようと思う。
当地に留学する日本人学生は日本の大学で英文科出身だったり日本で語学の専門学校に
1年通ってから来たりする人が多いが、僕は普通に歯科出身で特に専門的なトレーニングを
受けてから来た訳ではないので、こちらに来て初めて知る表現が多々あった。
英語に堪能な人が見たら「え、そんな事も知らなかったの」と思うかもしれないが、ご愛嬌。

◎まずは序の口として発音や綴りの英国式と米国式の違い。
oftenはオッフンではなくオフトゥンだし、either・neitherはアイザー・ナイザー。
behindをバハインドと発音するとネイティブ英国人っぽくて格好良い。
英国式綴りはcentre、favour、favourite、colour、realise、characteriseなど。
またgetの過去分詞がgottenではなくgotで、forgetの過去分詞もforgotになる。
専門用語では細胞間・細胞内情報伝達の表現に使われる「シグナリング」は日本と米国では
signalingで、英国ではsignallingになる。
論文を読むとどちらを使っているかで著者達の出身が分かる。

◎「〜したい」という表現で「fancy doing」をよく使う。
これは英国式特有で、米国式英語ではあまり使われないらしい。
用例としては「Do you fancy coming tonight?」「I fancy playing football tomorrow.」など。

◎「ちょっと待って」という意味で英国人は「Just a moment.」より「Two seconds.」を好む。
何で2秒なのかよく分からないが、必ずこう言う。
「2秒待って」と言いながら絶対2秒では済まない笑

◎「有難う」はThank youとThanks以外に「Cheers」や「Ta」もよく使われる。
特にTaは歩いていて道を譲ってくれた時や先行者がドアを開けて待っていてくれた時など、
簡潔に謝意を示す場面で使う。発音は「ター」と伸ばす。

◎英国特有の表現に「have got」「have got to do」がある。
前者は「持っている」という意味で、haveとgetの両方を重ねたような表現。
スーパーのレジで「Do you need a bag?」「I've got one.」のように使う。
後者は「have to do」とほとんど同じ意味だが、微妙な違いについては辞書をご参照あれ。

◎英国人は強調表現として「absolutely」をよく使う。
BBCを聴いていると3分に1回はこれを耳にするし、Absolute Radioというラジオ局もある程。
「Absolutely yes.」「Absolutely not.」「It's absolutely important.」など。

◎こちらに来て初めて知った表現に「依頼文形式だけど平叙文風に終わる」というのがある。
「Can you〜」「Could you〜」「Would you〜」で始まるのにピリオドで終わるのだ。
例えば「If you would like to join us, please could you register through our website.」や、
「Would you please forward this email to him.」など、メールやBBSで頻繁に目にする。

◎「as soon as possible」の略で「ASAP」がよく使われる。
前述の表現と併せて「If you have any problem please could you let me know ASAP.」など。

◎年中無休という意味で「24/7」が使われ、発音はそのまま普通に「twenty-four seven」。
「Recently some supermarkets are open 24/7.」のように前置詞無しで副詞的に使われたり、
「24/7 emergency service」のように形容詞的に使われたりする。

◎英国では「電話を掛ける」という意味でcallよりringが好んで使われる傾向がある。
「When you arrive at the station, please ring my mobile.」など。
ただラ・テのCMや新聞・雑誌の広告ではやはり「Call now!」が使われ、「今すぐお電話を!」は
世界共通なんだな〜と実感する。

◎「wish」「hope」等を使う祈願文ではほとんどの場合で主語が省略される。
最初英国に来た時はこういう表記をよく知らなかったので戸惑った。
例えばバースデーカードには「Wish you have a wonderful day.」、新天地に移る同僚宛の
送別カードには「Wish you the best of luck in your new position.」と書いたりする。
久し振りに連絡を取る友達宛のメールやFacebookのWallには「Hope everything goes well.」
「Hope everything is alright with you.」のような表現が定型挨拶文として使われる。
「益々ご健勝の事とお慶び申し上げます」みたいなもの?
またメールの末尾に「Looking forward to seeing you soon.」と書き添えたりする場合も
やはり文頭の「I am」が省略される。
ネットでバースデーカードに書くメッセージの英文例を検索すると大抵「I wish」「I hope」と
主語付きで記されているが、主語を入れるとすごく堅苦しい形式ばった表現に感じられる。
英国暮らしも2年を過ぎて、段々この辺のニュアンスの違いを感じ取れるようになってきた。

◎同様に会話での受け答えで「そうでしょう」「多分ね」「きっとね」という意味で「Could be.」
「Should be.」「Would be.」「Might be.」を使う時も主語を省くし、他に「うーん、知らないなぁ」
という時の「Don't know...」や「行きたいんだけど・・・」という時の「Would love to go, but...」、
「気に入ってくれたようで良かった」の「Glad to hear that you love it.」でも主語が略される。
英語では主語を明示せずに済ませる場合が思ったより多い。

◎「記録的」という意味で「record high」「record low」「record level」という表現をよく使う。
またBBCを聴いていると「文字通り」という意味で「literally」をよく耳にする。
この前聴いたドラマに「Can I have a mobile phone?」「What kind of mobile do you want?
There're literally hundreds of different models.」という店頭でのシーンがあった。

◎「しばらくぶり」「随分前に」という意味で「ages」が頻用される。
偶然久し振りに再会した友達に「Oh I haven't seen you for ages! How have you been?」と
云ったり、「When did you buy it?」「Ages ago.」という会話を交わしたりする。

◎新聞を読んでいて日本語には無い英語特有の表現だなぁと思うのは、最初に当事者の
実名を出した後、以降の段落でその当事者の属性が主語として使われる場合がある事。
例えば「John Smith was found dead yesterday. The 32-year-old had been missing for
almost a month.」「Jonny Wilkinson has recovered from his knee injury. The Newcastle
Falcons fly-half is supposed to join the England national team again later this month.」
などで、日本語で「その32歳は〜」「そのファルコンズのフライハーフは〜」なんて主語の
表現にはまずお目に掛かれない。
(ちなみに前にも書いたがラグビーのスタンドオフは海外ではフライハーフと呼ばれる)
逆に英国では日本の新聞記事のように当事者の年齢を「山田太郎(25)」のように括弧の
中の数字で表記する事は無い。

・・・とりあえずこの辺で。後日続篇を書きます☆

コメント

投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

+ Profile +

[通堂主人]

[通堂主人]

自己紹介はこちら
現在北陸某所にてお気楽
研究生活中
メールはこちらまで

+ Calendar +

« | 2009-11 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

+ Recent Entries +

+ Recent Comments +

+ Appendix +

FC2Ad

FC2ブログ